熱い西部の男の物語。
今回ご紹介するのは、1957年の西部劇映画のリメイク作品。
主演俳優はラッセル・クロウにクリスチャン・ベール。
2007年に全米で公開されヒットした映画が、ようやく
日本に上陸!見応えたっぷりな一本です。
●9月2日(水)放送:
家族で小さな牧場を営むダン(クリスチャン・ベール)。病気の息子を抱え、
その生活は大変苦しいものでした。そんな中、馬小屋に火を放たれるなど
地主から嫌がらせを受けます。窮地に立たされたダンは家長としての威厳
すら失いつつありました。
ある日、その土地では知らない者はいない程の凶悪な強盗団のボスである
ベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)が逮捕されます。ウェイドを刑務所に
送る事が決まりますが、護送のための人員が必要…そこで、偶然その場に
居合わせたダンが、その大役を引き受けることに。勿論目的は家族を養う
ために得る、多額の報酬です。
しかし、ウェイドの手下達が護送の邪魔をする事は目に見えています。
そんな危険に直面してまでも目的地を目指すダン。刑務所のあるユマへ
向かう3時10分発の汽車に、何としてもウェイドを乗せねばならない。
果たして無事に任務を全う出来るのか…?
*
護送する側とされる側、善と悪の対比の上に存在するダンとウェイドの
間に、駅までの道のりで数多くの危険に遭う中、友情とも言えるような
不思議な絆が生まれるのが興味深いです。
その昔西部劇ファンだった年配の方にも、新鮮な印象で観てもらえる映画
だと思います。ラッセル・クロウもクリスチャン・ベールも砂埃にまみれ、
かっこ良かったなぁ〜。ますます男前に見えたし。
ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13にて9月5日[土]より公開です。