妖精はいると思う…たぶん。
人間界の赤ちゃんの初めての笑い声がタンポポの種に乗って、
それがネバーランドのピクシー・ホロウに辿り着いた時…
妖精が誕生するんだそうです。
ロマンチックな言い伝えですね。
世界できっと一番有名な妖精ティンカー・ベルも、そうして
生まれたんだそうですよ。
今回ご紹介する映画は、ティンクがピーター・パンに出会う
ずっと前の物語が描かれています。
●12月25日(木)放送:
ピクシー・ホロウの妖精は、生まれてすぐにどんな才能があるのか
確認されます。“もの作り(ティンカー)”の才能溢れる妖精として
ティンカー・ベルと名付けられた彼女は、水の妖精や火の妖精など、
他の才能を持つ妖精達が使う道具を作ったり、修理したりするのが
お仕事です。
妖精達の仕事のひとつが、メインランド(人間界)に四季を届ける事。
しかし、もの作りの妖精はメインランドに行く事は出来ないのです。
その事実を知ったティンカー・ベルはショックを受けますが、他の
妖精達に彼女達の仕事を教えてもらい、もの作りの才能を別の才能
と取り替える事を試みますが…
明るく元気なティンカー・ベルですが、自分の才能を信じる事が
出来ずに悩んだりして、妖精なのに人間っぽい部分があるのです。
綺麗な色彩と、夢に溢れた映画です。12月23日[土]より、
ソラリアシネマ他にて公開中です。
おすすめ度:
★★★★☆
人には人の、自分には自分の良さがある!
そんな教訓みたいなものも感じられる作品。