junbunnyのブログ

2年ほどブログを休んでたけど、はてなに引っ越して再開。文と全然関係ない写真が貼られていることがありますが、ぼちぼち整えていきます。

真心の果て。

先頃、今年の芥川賞直木賞の候補作が発表になりましたね。

その中でも注目なのは、映画監督・西川美和さんが執筆した

『きのうの神さま』(直木賞候補)。

この作品は、今回ご紹介する映画の原案小説なんだそうです。

ちなみに西川美和監督、映画『ゆれる』を小説化したものも

三島賞候補に選ばれたという経歴の持ち主。才能があって、

しかも美人なのよねぇ〜。

 

●7月1日(水)放送:

ディア・ドクター

c_ddstmn.jpg

山あいののどかな村にある診療所の伊野先生(笑福亭鶴瓶)が

突然失踪するところから、映画は始まります。果たして彼が

いなくなった理由は?

たとえ小さな村とは言え、たった一つしかない診療所は毎日

大わらわ。伊野先生と看護師の大竹さん(余貴美子)が村の人

たちの診療に追われるなか、研修医の相馬先生(瑛太)の車が

田舎道を走り、診療所へ向かいます。2ヶ月間赴任した後に

都会の病院へ戻ることだけを考えながら来た、外見も何だか

チャラい感じのドクター。

そんな相馬先生でしたが、伊野先生や村の人達と触れ合う事

により、徐々に意識が変わっていきます。温かく村の人達の

事を見守る伊野先生に対し、尊敬の気持ちを抱くようにも。

さて当の伊野先生ですが、村のある患者に気になる症状が

出ている事を発見します。そして彼なりのやり方で患者の

心を開き病気を治そうと努力を重ねます。しかしそこには

先生と患者との間にある約束が、、、

医療が発達していない土地に暮らしている人の大半が老人

であること、その問題点を堅苦しくなく映画に取り入れて

あるのが印象に残る映画でした。

音楽担当はモアリズム!エンドロールではナカムラさんの

い〜い声を聴いて下さい!「笑う花」という曲です。

ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13にて公開中です。