junbunnyのブログ

2年ほどブログを休んでたけど、はてなに引っ越して再開。文と全然関係ない写真が貼られていることがありますが、ぼちぼち整えていきます。

全私が泣いた。

とても綺麗で、とてもはかない。

そんな映画を観ましたよ。

「空気人形」という作品ですが、これは「自虐の詩」で知られる

業田良家さんの漫画が原作で、メガホンをとったのは是枝裕和監督。

今年のカンヌ国際映画祭“ある視点”部門に正式出品され、話題に

なりました。

 

●9月30日(水)放送:

空気人形

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孤独な中年男・秀雄(板尾創路)の疑似恋人で、「ノゾミ」と名付けられた

空気人形(ペ・ドゥナ)。彼女はある日突然「心」を持ってしまいます。

やがて外の世界に興味がわいた空気人形は、秀雄が仕事に出かけたあと、

服を着て町へ出かけます。

色んな場所を見、色んな人と出会う彼女。そしてある男性に恋をします。

もちろん、秀雄には内緒です。

それまで空っぽだった自分に感情が芽生えることで、これまでに経験する

ことのなかった事を経験します。その過程には楽しさもあり、悩みもあり。

空気人形はやがて、心が無かった頃には考えようも無かった「自分は一体

何なのか?」という疑問にぶつかります。。。

人間界に生きる人形が、優しく受け入れられる時もあれば、粗末に扱われる

時もあり、そんな事実を事実のまま淡々と受け入れてるところが切ないです。

感情の波を荒立てることなく、静かに震えている様が画面から伝わります。

ドーリーなペ・ドゥナがめちゃめちゃ可愛くて、しかもスタイルが良くて、

完璧でした!!心を持って以降はちょっと人形っぽさが抜け、おしゃれや

お化粧を覚えるのもまたかわゆす。自分でおへそから空気を入れる場面が

出てきますが、近年稀に見る色っぽいシーンだった事を付け加えましょう。

秋はどうしても物思いに耽ったり、といった季節になりがちです。

ちょっと哲学的なこの映画、そんな秋にぴったりだと思いますよ。

シネ・リーブル博多駅にて公開中です。

another info...

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http://tenjinsite.jp/hayamimi/detail.php?hid=21137