夫婦生活とは険しい山を共に登るに似たり?
1月13日(水)の放送は、東映の和田さんにお越しいただき、
16日(土)から公開の映画についてお話を伺いましたよ。
◎豊川悦司、薬師丸ひろ子主演。夫婦間の愛情がテーマ。笑えて泣けて、
観終わった後はきっと優しい気持ちになれるはず…映画『今度は愛妻家』
◎昨年6月に公開された、浅野忠信/香川照之主演の映画「劔岳 点の記」…
過酷を極めた同作の撮影現場を捉えたドキュメンタリー『劔岳 撮影の記』。
「どちらも激オシでーす!」
↑メガネ男子で愛妻家(新婚ホヤホヤ)の和田さんをMiiで描いてみました。
似てるかな〜?
●1月13日(水)放送:
行定勲監督作品。
先に挙げた2作品のうち、こちらの作品をピックアップしてみます。
売れっ子カメラマン(だった)俊介。今は仕事もせずやる気のない生活を
送っていて、彼の助手もやや呆れ顔。俊介には結婚して10年経つ妻の
さくらがいますが、彼女は俊介のことを実に愛情深く支えています。
クリスマス直前のある日、さくらの希望で沖縄へ子作り旅行へ出かけた
二人。せっかくの沖縄を夫婦で楽しみたいさくらに対し、ダルさ全開で
振る舞う俊介。“この旅行では夫婦喧嘩は無し”と願うさくらの表情も
だんだん曇っていきます。そんな沖縄旅行を境に、俊介とさくらには
微妙な変化が訪れて…。
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とにかくこの映画、たくさんの方に観て頂きたい一本です!
女の子が好きで浮気もして、且つ妻への愛情表現は下手な俊介。
そんな俊介を明るく健気に支えているけど、報われないさくら。
彼らを見守るオカマの文さんや、俊介の助手の誠、俊介がバーで
知り合った女優志望の蘭子…それぞれ個性的なキャラクターが
登場しますが、人物描写がとても繊細で、役者の方々の確かな
演技力により、フィクションであるにも関わらずリアリティが
生まれています。
個人的には、どの登場人物にも共感できる部分があって、
一言で言うと、本当に愛しい映画でした。
相手に思いを伝えるのに“言葉”というものが果たす役割が
いかに大きいか、改めて考えさせられた作品でもあります。
ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13ほかにて公開です。
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12月に番組にゲスト出演して頂いた行定監督から、
プレスシートにサインしてもらいました~
一緒に写真も撮って欲しかったけど、その一言が言えなかった(泣