エビちゃん達ご乱心!その時人類は…
4月10日公開の映画『第9地区』をご紹介します。
この作品、アカデミー賞4部門にノミネートされるなど、公開前から
話題となっておりました。期待を裏切らない面白さです。
南アフリカの上空に、突如現れた謎の宇宙船。じーっと滞空したまま
動かない状態がずっと続いている。一体何なんだ?と不安に包まれる
人類。ついに政府は、宇宙船へと突入を決めます!
そして、そこで見たものは、弱り果てた大勢のエイリアンの姿…
なんと、彼らは宇宙の難民だったのです!
(でも、難民だらけの宇宙船が、どうして地上に落っこちないの?)
→良い質問です。どっかに鍵を握ってる存在がありそうですね!
政府はエイリアンを難民として“第9地区”に収容、それから28年後、
スラムと化した第9地区からエイリアン達を強制的に移住させるための
プロジェクトが起ち上がり、超国家機関MNUのヴィカスという男が、
現場責任者としてエイリアンの立ち退き交渉を進めます。
(交渉するって言っても、エイリアンに地球の言葉は通じるの?)
→心配ご無用。エイリアンは結構賢くて、人間の言葉を理解します。
エイリアンの住居のドアを一軒一軒ノックしてまわり、誠実に任務を
こなそうとするヴィカスでしたが、野蛮な彼らとの交渉には一苦労。
人間達にエビ[prawn]と蔑称されるエイリアンの中には、意外に話が
わかる者もいたり…。そんな中、ヴィカスの身にある変化が起きます。
これが、後々大事件に発展することは、当の本人は知る由もなく…!!
かなり面白いつくりの映画です。
エビちゃん達は一瞬キモ!!…なんて思ってしまいますが、
慣れたら結構キュートな部分もあり。
続編が出来そうな終わり方だったので、すごく期待してます。
ユナイテッドシネマ福岡にて公開です。