会社員のお父さん的イメージ。
競馬を知る人には分かるお話なんですが、早熟であれ晩成であれ、
競走馬のピークは概ね3〜4、5歳ぐらいと言われています。
だから8歳馬と聞くと、だいぶ年だなぁという印象を受けるわけですが。
それでもG1を連勝しちゃったお馬さんに会ってきました。
彼の名前は“カンパニー”。
2001年うまれ
父:ミラクルアドマイヤ、母:ブリリアントベリー(母父:ノーザンテースト)
「善戦マン」「大体4着」
そんな印象の強かったカンパニーの能力が花開いたのは、8歳時の2009年。
安田記念、宝塚記念は(定番の)4着だったものの、それ以降の3レース…
毎日王冠、天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップを全て勝ち、引退しました。
8歳にして、引退までの最後の2レースでようやくG1タイトルを勝ち得たのです。
カンパニーは、大きな故障もなく、堅実な競走馬でした。
年月はかかっても、粘り強くこつこつと前進していくこと。
正直、私はそういうことが大の苦手だったんですが…
カンパニーの姿から、時間がかかっても地道に頑張り続ければ
何かが得られる、ということを教えてもらった気がします。
さて、今週末はマイルチャンピオンシップ。
今年の出場馬で最高齢は7歳。
海外から、マイルの鬼的成績を残している6歳牝馬、
サプレザが出てくるのもかなり注目しています。