「パリ、ジュテーム」
さてさてさて、引き続きMorning Waveの新コーナー「まにまにABC」の紹介です。
まにまにABCとは、私がMorning Waveを担当している月・火・水曜日にそれぞれアルファベットのA・B・Cを当てはめ、各アルファベットの頭文字をもった言葉をキーワードに、お気楽に文化系の情報をお届けしているコーナーです。
水曜日は「C」の日、ということでCINEMA。映画です。
今回は、デートムービーにもオススメしたい映画をご紹介しました。
4月4日放送
ショートフィルムが集まった、オムニバス形式の映画です。
その一編一編が短時間ながらも素敵なものばかりで、まるで大好きなお菓子がいっぱい詰まった小箱のようでした!
それらに共通しているテーマは「愛」。
パリの街で暮らす人たちの色んな愛の物語が、18編のショートフィルムで語られています。
ナタリー・ポートマンやイライジャ・ウッドなどのハリウッド俳優も出演していたり、監督もガス・ヴァン・サントやコーエン兄弟など、とにかくキャストもスタッフも豪華!
私が特に好きだったのは、一番最後のエピソード「14区」でした。明るめの語り口なのに、そこはかとない寂しさが表現されてて、涙腺がゆるむこと・・・
他にも見どころ満載で語りつくせない程なんですが、いくつかご紹介を。
■日本からは諏訪敦彦監督が参加して撮った「ヴィクトワール広場」・・・これも涙腺がゆるむ系です。ジュリエット・ビノシュ主演。
■クスクス笑える「エッフェル塔」。心がなごみます。
■「マレ地区」(ガス・ヴァン・サント監督)に出てる、ギャスパー・ウリエル(4/20から公開の“ハンニバル・ライジング”で若きレクター博士役を演じている俳優さんです)の美しいこと!目を奪われました。
とにかく、ぜひぜひ人にオススメしたい映画なんです。
誰かと一緒に観た後に「どのエピソードが良かった?」などと、お話のネタにも宜しいかと思います♪