出光コレクション「美のこころ」
なんかこんなに暖かいと、もうすぐ春が終わりそう!!!
さあ~追っかけアップがんばります。
4月16日(月)放送のお気楽文化情報コーナー「まにまにABC」でご紹介したのは、
宗像出身の出光佐三氏は、出光興産の創業者。
昭和41年に東京に開館した出光美術館の所蔵品から、様々なジャンルの蒐集品72点が福岡市美術館に集まりました。とにかく洋の東西を問わず、そして驚くほど昔の物(弥生時代のものとか!)など、すごいコレクションです(うまく伝えるのが難しい・・・)。
この展覧会の目玉でもあるのが、江戸琳派の酒井抱一描く「風神雷神図屏風」。会場に入ってすぐにドーンとお目見えです。「風神雷神・・・」と言えば、歴史の教科書などに載ってた俵屋宗達のものが有名ですが、このモチーフって、色んな画家によって描かれているものなんだそうです。へぇ~。
展示品の中でも、出光佐三氏の蒐集の第一歩となった仙厓(博多区御供所町にある聖福寺の禅僧)が描いた「指月布袋図」を観れたのが、個人的には嬉しかったです。仙厓の絵はのびのびとした中に、ちょっと脱力感があるのが特徴で、心が和みます。
実際に出光佐三氏は、仕事に向かう前に仙厓の絵を眺め、古唐津の器を手にすることで、心を落ち着かせていらっしゃったとか。“粗野にして朴訥”な美術品がお好きだったようです。
さて、美術館と言えばミュージアムショップ。私はポストカードを集めるのが好きなんですが、こんなものを見つけたので買っちゃいました。
仙厓の筆で、「これくふて茶のめ」と書いてあります。
○はお饅頭なんでしょうね~。
今回の展覧会には無い作品のポストカードですが、このやんわり感がすごく気に入りました。額に入れて部屋のどこかに飾るつもりです。
「東洋の至宝 出光コレクション 美のこころ」は、5月13日(日)まで、福岡市美術館にて開催です(休館日や開館時間など、詳しくはこちらをご参照ください)。