華麗なるガラス工芸。

遅れに遅れていた“まにまに”放送分アップも、やっと今週分に追いつきました。公共の電波に乗せてブログ更新宣言をした以上、頑張らねば～！

さて、今回は美しく奥が深いガラス工芸作品を見てきましたよ。

●5月14日放送：

華麗なるアール・ヌーヴォー、アール・デコの世界～ガレ・ドーム・ラリック～＠福岡県立美術館

著名なガラス工芸作家、エミール・ガレ、そしてドーム兄弟は、自然をモチーフにした数々の美しい作品を生み出しました。双方アール・ヌーヴォーの作家ですが、ガレの作品は自然の美しさと時に怖さのようなものを表現してあるのに対し、ドーム兄弟の作風は明朗で、素直に自然を賛美した作品が多いなぁという印象を受けました。

そしてラリックはアール・デコ様式の直線的で幾何学的な作風で、繊細かつシャープな印象を受けました。コティのオーダーで作った香水瓶“黒真珠”はシンプルビューティーの極み！

実はあまりガラス工芸品には興味が無かった私ですが、行ってみたらその世界の奥の深さに感嘆の連続でした。

6月3日まで、福岡県立美術館で開催中です。