「この世には二種類の人間がいる」
・・・それはこのブログを読む人と、読まない人だ。
もしくは
このブログを更新する人と、しない人だ(あいたたた)。
自虐ネタは置いといて。
中野翠さんのエッセイの新刊が出てたので、読んでみましたよ。
●5月15日放送:
中野翠「この世には二種類の人間がいる」
コラムニスト、エッセイストの中野さん。決して『世間に物申す!』ってほど勇ましくは無いんだけど、社会や事件の批評はやや辛口(中辛くらい?)で、仰ってる事が「そうそう!」と膝を打つような感じです。
さて、本のタイトルにある二種類の人間とは?
例えば・・・
◎それは「とっとく」という人と「捨てろ」と言う人だ
→とっといて気づけば増えてるショップ袋とか…心当たりアリアリです
◎それはマニュアルを読む人と読まない人だ
→私、読まない人!携帯を新機種に変更した時の、あの分厚い冊子とか…
◎それは同志になりたい人とボスになりたい人だ
・・・などなど50項目。
どちらかというと、(生き方など様々な志向もしくは思考・嗜好において)メジャー(もしくは王道)な感じより、マイナーな感じの方が性に合うという人は、結構作者の中野さんに共感できるところが多いかも。そういう風に思います。
おすすめ度:
★★★☆☆+(★×0.5)
「決めつけてる!」なんて言いっこなしで、気楽に読めると思います。