きかんしゃ やえもん
以前このブログの記事に、「絵本を紹介しては?」というコメントを戴いておりました(とらねこ大将さんからでした、ありがとうございました。馬場のぼるさんの絵は心が和みますよね)。
という訳で、今回のmorning wave火曜日のコーナーでは、子供の頃から親しんでいる大好きな絵本をご紹介しました。
●6月12日(火)放送:
阿川弘之・文、岡野冬彦・絵 「きかんしゃ やえもん」
1959年の初版から現在に至るまで増刷中の絵本。
鉄道が機関車の時代から電車に移行する頃のお話です。
主人公のやえもんは、かつては大活躍していた機関車。ですが時代が変わり、周りは新しいピカピカの電車ばかり。動力が石炭であることを最新型の電車にからかわれたり、挙句の果てには「やえもんはもう古いから、くず鉄にしよう」ということになり、悲しい思いをします。ところが、交通博物館から「やえもんを引き取りたい」という話がきて、その後やえもんはピカピカに磨かれて、博物館に納められました…めでたしめでたし!!というお話。
「古いからといって簡単に捨てるんじゃなくて、大事にしようね!」という気持ちを育む、優しい絵本だと思いますよ~。
おすすめ度:
★★★★★