You'll be fine!
心模様が曇り空になる事って、誰にでもある事だと思います。
立ち込める暗い雲を何とか払ってしまいたいんだけど、どうもうまくいかない。
それが何度も繰り返される事により、心は沈みっぱなしになってしまいます。
そんな重くなってしまった心って、いつまでも引きずっていたら辛いですよね?
そこで、気分をやんわり軽くしてくれるような本を見つけたので、ご紹介します。
●9月11日(火)放送:
中山庸子『心がだんだん晴れてくる本』
読んでいると、素敵な茶目っ気のある年上の女性に、悩みを相談しているような気分に
なりました。「もう少し軽く考えて生きてても大丈夫なのよ」と、元気づけられる感じです。
“とりあえず上手”になりましょう、と中山さんは提唱していらっしゃいます。
落ち込んでしまって何をやるにも億劫な時、無理なく手軽に出来そうなことを
「うまくやろう」「最後までやり遂げよう」と力まずに、「とりあえずやってみる」。
とりあえずお茶→とりあえず散歩→とりあえず本を読む→とりあえずヨガ・・・
“とりあえずやる事”のレベルが徐々に上がっていってますよね?
重〜い腰がひょいと軽くなる言葉“とりあえず”。使えます!
そして、人が悩み落ち込む事の理由の多くは、人間関係にあると思います。
これについても中山さんは「色んな人がいる。でもあなたに一番必要なのは、
話をして別れた後に心のどこかが温かく感じられる人。どんな人とも話が弾む
のが正しいという考えに縛られる必要は無い!フォークダンスのパートナーじゃ
ないんだから、何も全員と踊らなくてもいいんです」とおっしゃってます。
他にも、心がほっこりなるようなアドバイスがいっぱいのこの本。
落ち込んでいる時に読むと、まるで熱を出して寝込んでいる時に優しくおでこに
手を当て「大丈夫?」と言われているような気分になって、早く元気になろう!と
思うのでした。
おすすめ度:
★★★★★
軽やかな気持ちで物事に取り組む事って、落ち込んでいる時には難しいように
思うけど、なぜかこの本を読むと「よし!私にもできる♪」と思えてしまう不思議。