そこは一体どんな部屋?
最近、監督業だけでなく俳優としても活躍している松尾スズキさん。
芥川賞候補にもなった、ご自身の著作「クワイエットルームにようこそ」が映画化!
脚本と監督を手がけていらっしゃいます。
笑える場面あり、何とも言えない切なさもあり、の作品ですよ〜
●10月24日(水)放送:
フリーライターの明日香(内田有紀)は、原稿の締切に煮詰まりまくったある日、
眠りから目が覚めると精神病院の真っ白な部屋のベッドに拘束されていました。
ナースの江口(りょう)が明日香に「あなたは睡眠薬とお酒の大量摂取で倒れて、
丸2日間目が醒めなかった」と説明します。原稿の締切があるからここを出してと
懇願する明日香に「担当医と保護者の同意が無いと退院できません。同じ事を
繰り返されては病院も困る」と冷たく言い放つナース。明日香は、自殺扱いされて
いるのでした。そうこうしているうちに同棲している恋人の鉄雄(宮藤官久郎)が
見舞いに来て「胃から出てきた薬が大量だったから、内科から精神科に運ばれた」
と明日香に告げます。
釈然としない入院生活を送る明日香。女子閉鎖病棟に居る他の入院患者達は
個性も様々、気の優しい人も居れば中には何とも言えない非常識な人も。
それでも徐々に自分の置かれた環境に慣れていく明日香ですが、やがてここに
入院している本当の意味を知ることになります・・・
とにかく個性的な役者さんがいっぱい出てるのが見どころですかね〜
大竹しのぶさんはやっぱり演技上手過ぎ(これでもか!って位、嫌〜な役を演じて
いらっしゃいます)。それと蒼井優さんが演じている、拒食症で入院しているミキ役
のダークな存在感がとても気になりました。
『クワイエットルームにようこそ』は、、、
ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13、ユナイテッドシネマ福岡他にて上映中です。
おすすめ度:
★★★★☆
大竹さんと蒼井さんの演技に★ひとつ!