紙一重。。。
あまりに好き過ぎて、その対象の命さえも自分の手中に収めたい・・・
愛情とは、複雑で、危険なものに変化する可能性を秘めているもの。
もうすぐ12月。
世界中の人達に愛された、著名なミュージシャンの命日が間近です。
●11月28日(水)放送:
よく、愛と憎しみは表裏一体と言いますが・・・。1980年12月8日に
ジョン・レノンを射殺した犯人のマーク・デイヴィッド・チャップマン。
現在も刑務所に収監されているチャップマンは、レノンの大ファン
だったと言います。
この映画は、チャップマンに200時間に及ぶインタビューを敢行した
「ジョン・レノンを殺した男」という本が原案です。
一体どうして、大好きなミュージシャンを殺そうと思ったのか?
自分が住むハワイから、N.Y.のレノンが住むダコタハウスにやってきた
その男は、近くのレコードショップで買ったジョン・レノンの最新アルバム
を手にし、コートの中には38口径のリボルバーを隠し持っていました。
「殺してはいけない」「やれ!やるんだ」・・・正気と狂気の間で揺れ動く
チャップマン。役作りのために30kgも増量したジャレッド・レトの演技も
見どころです。
しかし、実際に起こったこの不幸な事件が無ければ、今でも世界中に
沢山のジョン・レノンの曲が流れていたかと思うと・・・悲しいものです。
チャプター27は、12月15日(土)よりシネ・リーブル博多駅で公開です。
おすすめ度:
★★★★☆
12月8日からは、KBCシネマで「PEACE BED アメリカvsジョン・レノン」
が公開されます。併せて鑑賞してみてはいかがでしょう?