美しいものは、美しいままで…
ホッキョクグマが、ゾウが、ザトウクジラが、その他色んな生き物が…!
公開前からかなり話題となっている、壮大なドキュメンタリー映画を
ご紹介します。
●12月26日(水)放送:
極寒の氷の世界から熱帯の森や砂漠など、地球上の何と200箇所以上の
場所で、のべ4500日かけて撮影を行い、制作に5年かけて出来た映画。
スケールの大きさに圧倒されます。
温暖化による地球上の生命の危機が叫ばれて久しい昨今ですが、実際に
目の当たりにしない限り、今ひとつ実感が湧かないのが現状だと思います。
温暖化で北極の氷の面積が年々小さくなっていって、ホッキョクグマが餌の
確保に苦難を強いられている現実や、アフリカの象達が、枯渇した大地で
ひたすら水を求め何日間も歩き続ける事など、食料を求めれば容易に手に
入る立場にある人間からはなかなか想像がつかないものです。しかしながら、
そんな動物達を人間に置き換えてみたら、どうなるでしょう?
・・・考えただけでも恐ろしいですね。
この映画には重いメッセージが込められています。自分の住んでる土地から
遠く離れていても、同じ地球上で起こっている危機を目にして、人間は今後
何を考え、環境問題にどう対処していけば良いのか?と大事な事を教えて
くれます。そう遠くない未来に、やがて人間にも降りかかるであろう危機。
現在46億歳の地球にもっともっと長生きしてもらうために、人間がするべき
事がたくさんあります。私もこの映画を観て、自分が出来る事から始めよう!
と気持ちが引き締まりました。
最新の技術を使い、美しいハイビジョン映像で綴られる今の地球の物語。
天神東宝、ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13、ユナイテッドシネマ福岡
他にて1月中旬より公開予定です。
おすすめ度:
★★★★★
大きなスクリーンで観るのが吉です!!ぜひ劇場にお出かけ下さいませ。
珍しい動物の生態など、貴重な映像満載です。