ミュージシャンは楽器で会話をするのね〜。
♪もしも〜ギターが〜弾け〜た〜なら〜
はい。コードが覚えられず、ギターを断念したJUN(B)です。
“はなわ”さんをTVで見た時、『ベースでも弾き語っていいんだ!』と
一筋の光明を見た思いでした。
さて今回ご紹介する映画は、アマチュアミュージシャンが主人公。
アメリカで上映された時は、最初2館しか上映しなかったのが、
口コミで人気が広まって最終的に132館にまで増えたとか!
●1月16日(水)放送:
本物のミュージシャンが主演の映画です。もちろん本編も音楽満載!
普段は家業を手伝いつつ、ダブリンの路上でギターを弾いて歌う男。
そんな彼にある日「いつも聴いてるわよ」と若い女性が話しかけます。
聞けば彼女はチェコからの移民で、ピアノを弾くのが好きだと言う。
いつも立ち寄る楽器店で、二人はセッションして意気投合。協力して
音楽活動を始めることになりました・・・
深い友情のような、淡い恋心のような、二人の微妙な関係。
よくある恋愛映画のようにベタベタしてないし、かと言って、
青春映画のようにウブウブな感じでもなくて、実に爽やか。
主人公の男を演じるのはアイルランドのバンド、ザ・フレイムスの
フロントマン、グレン・ハンサード。歌声がエモーショナルですよ!
そして共演の女性はチェコ人のマルケタ・イルグロヴァ。彼女の
透明感あふれる歌声は必聴です。
ザ・フレイムスの元ベーシストが監督した作品。珠玉の小品という
表現がぴったりな、愛すべき映画。シネテリエ天神で公開中です。
おすすめ度:
★★★★★
サントラもすごく良いですよ!