蝶が舞うように、ふらりと寄ってみませんか?
福岡の街のあちこちで見かけるフライヤースタンドに、
「見る美」というフリーペーパーが置かれているのをご存じですか?
福岡市内で行われている展覧会スケジュールが載っていて便利!
私もいつも活用させてもらっています。
そんな「見る美」の最新号の表紙は、金色をバックに舞う蝶々の絵。
こういう和の趣きのある絵は大好きで、とても心惹かれます!
「見る美」の上のフライヤーも素敵なんです。
手にしたら、きっと実物を観に行きたくなりますよ〜
●2月11日(月)放送:
小松孝英 個展 vol.2「和生態系」
番組では、「見る美」を作っていらっしゃるギャラリーセレストの
本村さんにゲストに来て頂いて、お話を伺いました。
小松孝英さんは、宮崎在住のアーティスト。
地元のみならず国内各地で個展を開いたり、そして海外の展覧会にも
作品を出品するなど、幅広く活躍中の28歳です。
伝統的な手法を学び、それを現代美術の世界で生かして創作される
作品は繊細で美しく、幅広い文化圏の人、そして幅広い年齢層の人に
受け入れられる魅力があると思います。
この方が小松孝英さん。
彼の後ろにある作品がまた素敵でねぇ・・・
割れた地表から現れる、幾重にも重なる蝶。コンセプトがいいですね。
小松さんは大変気さくな方で、「写真?あ、どんどん撮って!」と許可を
貰いましたので、遠慮なく撮ってきたものをアップしまーす。
素敵なのは絵はもちろん、凝った額縁はお友達が作って下さってるとか。
クロスモチーフの額のものは、蝶が閉じ込められたみたいに見えます。
耽美な感じがしますねぇ。
これはアメリカザリガニの絵です。
日本的なものの中に一匹、“外来種の悲しみ”を表現してあるそうです。
なるほど〜。
こういう作風の絵も。一週間の曜日のイメージの連作です。
↑これは月曜日。
このシリーズは絵本を見ているような、心温まる感じを受けますよ。
その他にも、会場にはありませんが、小松さんはパッケージデザインなども
手がけていらっしゃいます。日向天照水、そして間もなく商品として流通する、
高級地鶏のパッケージなどなど。デザインをPCで見せてもらいましたが、
凄く栄える作品です。地鶏の絵は、大好きな伊藤若冲の絵にオマージュを
捧げた、ゴージャス感漂うものでした。
今後の活躍がとても楽しみな、若いアーティストの個展です。
ぜひお出かけ下さい!ギャラリーセレストで、2月18日(月)まで開催です。
※open/11:00-20:00
※天神西通り、福岡国際ビル3F(1Fにつるやゴルフさんが入ったビル)
※小松孝英さんHP↓もチェック!
http://www7b.biglobe.ne.jp/~koei/
“地元から新しいものを広く発信する”という意気込みが素晴らしいです!
どうもありがとうございました♪