きっとチャーリーを好きになるかも!
遊ぶ時は思いっきり、でも仕事はきっちり!!
…っていう、バイタリティのある人が羨ましいです。
今回ご紹介する映画は、実在の人物が主人公の物語。
おネエちゃん大好き♥でも仕事に対する情熱も格別!
そんな米下院議員を、トム・ハンクスが演じていますよ。
●5月14日(水)放送:
マイク・ニコルズ監督作品。
アメリカとソ連の冷戦状態が続いていた1980年4月のこと。テキサス選出の下院議員
チャーリー・ウィルソン(トム・ハンクス)は、ソ連に侵攻され、子供が命を落とし、難民に
溢れかえるアフガニスタンの情勢をニュースで目にします。
それを観ていたのは、ストリッパーのおネエちゃん達とジャグジーでお酒を飲みながら…
という状況だったんですが(笑)、報道を目にしたチャーリーは“アフガンの悲惨な状況を
どうにかしなければ”という気持ちが高まり、酔いが一気に醒めてしまいます。酒と女に
目が無いチャーリーですが、平和を愛し、正義感と意志の強い男でもあるのです!
早速おネエちゃんそっちのけで、アフガンを救う行動に乗り出します。
国がアフガニスタンに密かに加勢している予算の少なさを知ったチャーリーは、何とか
予算を倍にするよう指示したり、反共産主義の富豪ジョアン(ジュリア・ロバーツ)の
コネクションを通じてアフガンの現状を視察するなど、様々な手を尽くします。そして、
CIAのはみ出し者だけど切れ者のガスト(フィリップ・シーモア・ホフマン)の力も借りて、
機転を利かせながら一歩一歩アフガンを救う道を拓いていきます。
チャーリーのキャラクターが凄くイイ!実在の人物の、本当にあった出来事の映画化
という事なので更に驚きです。米ソの冷戦を終結に導いたとも言われる偉業を成し
遂げた一人の政治家の、フットワークの華麗なこと!政治に関する題材の映画ですが、
エンターテイメントとしても楽しめる面白い作品でした。
『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』は、5月17日(土)より天神東宝、ユナイテッドシネマ
キャナルシティ13、ユナイテッドシネマ福岡他にて公開です。
おすすめ度:
★★★★★
トム・ハンクスは盤石ですね。
美人秘書軍団(その名もチャーリーズ・エンジェル)も見どころ♥