築地のウオウオ。
海のそばで育った事もあり、お魚が大好きです。
勿論このお方ほどではありませんが…( ´ ▽ ` )
大好きとは言え、お魚を扱う職業に就く事を考える人は、そう多く無いと思います。
しかし愛の力がそうさせたのか、エリートサラリーマンだった職を辞して、
築地の魚河岸に自分の人生を賭けた男性が!
今日ご紹介する映画は、そんな彼と、彼を取り巻く人々の物語です。
●6月4日(水)放送:
30代半ばにして人事課長に抜擢された、赤木旬太郎(大沢たかお)。
仕事も順調で、装飾デザイナーをしている恋人の明日香(田中麗奈)と
結婚する事もそろそろ考えていました。
そんなある日、上からの命令で大量リストラを指揮する事になった旬太郎。
対象者のリストには、かつて世話になった元上司の金谷(大杉蓮)の名が。
仕事の悩みを抱えながら、旬太郎がある早朝街を歩いていると、明日香が
Tシャツ+ジーンズ+ゴム長靴という格好で自転車に乗ってどこかへ向かう
姿を目撃します。いつもと違う明日香の服装に首を捻りつつ追いかけた先、
そこは築地市場だったのです…!
聞けば明日香は仲卸業者「魚辰」の娘で、父・徳三郎(伊東四朗)の入院で
人手が足りなくなった家業を手伝っていたのです。本業が忙しいのに、と
明日香の体調を案じる旬太郎は一念発起。反対する明日香や他の従業員
を尻目に、強引に「魚辰」を手伝う事を決めます。
一本気な性格の旬太郎がド素人ながら魚河岸に飛び込んで、徐々に周りに
溶け込んでいく姿を描いた作品です。思い込んだらとことん突き進む旬太郎、
観てると時折「こういう人がいたら周りの人は大変だろうなぁ」としみじみ
感じる事もありますが(苦笑)、大沢たかおさんの爽やかな存在感が、若干
暑苦しい旬太郎の性格を、うまく打ち消してくれているような感じでした。
『築地魚河岸三代目』は、6/7(土)より中洲大洋、ユナイテッドシネマ福岡、
ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13他にて公開です。
おすすめ度:
★★★☆☆
「魚辰」従業員役の、荒川良々さんの存在に和みます。
オーバーオール似合い過ぎ。
あとツッコミどころは、結婚まで考えている恋人の実家の家業を
旬太郎が知らなかったってどうよ!?ってとこでしょうか。。。