ハンドパワーですか。
愛する女性を失った天才奇術師が、彼女の魂を蘇らせる!
そんな現実離れした物事が題材となった映画を、今回はご紹介します。
エドワード・ノートンとジェシカ・ビールが主演で、
物語の舞台は19世紀末のウィーン。
ノートン氏演じる、アイゼンハイムのイリュージョンをご覧あれ…!
●6月11日(水)放送:
家具職人の息子のアイゼンハイムは、幼い頃にひょんな事で知り合った
公爵令嬢のソフィに、得意の奇術を披露していました。そのうちお互いの
想いを交わすようになる二人でしたが、身分の違いで会う事を禁じられ、
生き別れになってしまいました。
それから15年の月日が経ち、二人は再会します。そこはプロの奇術師と
なったアイゼンハイムの、イリュージョンの舞台上。ソフィは、彼の評判を
聞きつけた皇太子・レオポルドに連れられて、ショーを観に来ていました。
彼女は皇太子の婚約者となっていたのです。
後日皇太子は、アイゼンハイムのイリュージョンを解明しようとして彼を
王宮に招きます。しかしその意図を見抜いたアイゼンハイムに逆に恥を
かかされ激怒。ソフィはアイゼンハイムの身を案じ何とか助けになろうと
彼の家を訪れますが、そこで二人はかつての恋心が再燃し・・・
そんな二人の動きが、皇太子に命ぜられアイゼンハイムの監視をする
ウール警部によって皇太子の耳に入ります。皇太子はますます怒り狂い、
ソフィと激しく口論に。館を飛び出した彼女は、その後変死体となって
皇太子の別荘地で発見されます。
ソフィの死を耳にした失意のアイゼンハイム。彼はその後、死者の魂を
蘇らせるというイリュージョンに取り組みます。やがて、彼はソフィの魂
を蘇らせ、舞台上には彼女の幻影が…!
ソフィの死の真相、そしてあらゆるイリュージョンのトリックは?
謎が謎を呼ぶ映画。驚きの結末まで、スクリーンから目が離せません!
『幻影師アイゼンハイム』は6/14(土)よりKBCシネマにて公開です。
おすすめ度:
★★★★☆
エドワード・ノートンの、一見マイルドそうで実はクセのある感じが良いです。