おしえて先生。
いや〜、梅雨どきとなると。
天気が悪くて、外に出かけるのが億劫になります。
そんな日は、部屋の本棚を整理するのも良いですね。
本との出会いは基本的に一期一会だと思っているので、
買い集めてつい積読状態にしてしまうのが悪い癖です…
今回は、そんな私の積読在庫の中から発掘した一冊を
ご紹介したいと思います。
●6月24日(火)放送:
「本のタイトルは何だったかいな?」って、本屋さんでつけて
もらったカバーを外して、面食らったタイトル。
“付け焼き刃でも賢くなりたい”という欲が。。。
雑誌“新潮45”の編集長・中瀬ゆかりさん(通称:オバはん編集長)を
フィーチャーしたシリーズ。オバはんが「私に唯一欠けている教養を
教えたらんかい」と、福田氏に世の中の様々な事柄をレクチャーして
もらうというものです。「オバはん編集長でもわかる世界のオキテ」
「超・偉人伝」なども既刊です。
この本はマルクス、孫子、プラトン、親鸞、ニーチェほか12人の
思想家を毎回一人ずつ取り上げて、その人物の生涯を紹介しつつ、
彼らが遺した作品などについて分かりやすく説明してある本です。
福田氏+オバはん+編集者の3人の会話形式で進行するんですが、
関西弁のオバはんの強烈なキャラクターが光っていて楽しいです。
難しい事柄を明快に説明してくれる、福田先生の博識ぶりも見事。
オバはんと一緒に、笑いながら楽しく学べる一冊です。
おすすめ度:
★★★★☆
まるで漫才を見ているかのようなテンポの良さが良いです!
思想家たちに強烈なツッコミを入れるオバはんは鋭い!!