40になってもフィーバー!
ノリの良いディスコミュージックは、ブームが過ぎ去った時代も
CMソングなど様々なシーンに息づいています。
聴いているだけで快活な気分になるテンポの良さは、
人間のバイタリティに訴えかけるものがあるのかも。
例えば、ビー・ジーズの「ステイン・アライブ」。
ジョージ・クルーニーのホンダのCMに使われてヒットしていますが、
あの曲の速さは心臓マッサージに最適なんだそうですよ。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-34369620081017
今回ご紹介する映画は、その昔ディスコに足繁く訪れていた
という世代の方には特に観ていただきたい一本です。
●12月18日(木)放送:
かつて“ビー・キング”のリーダーで、ディスコでブイブイいわせてた
ディディエも、もう40歳。離婚した元妻は子供を連れ故郷イギリスに
帰ったし、おまけに彼は現在無職。すっかりさえない中年になった
彼ですが、再びダンス大会に出場しようと一念発起。優勝賞品の
オーストラリア旅行を手に入れて、離れて暮らす息子とバカンスに
行くぞーーー!!と、やる気が再燃。
そんならビー・キング再結成!って訳で、ディディエはメンバー達に
話を持ちかけます。港で働くガテン系のウォルターには、「組合が
忙しくてそれどころじゃない」と、ディディエの提案は一蹴されます。
もう一人のメンバーは家電量販店で働く恐妻家のヌヌイユ。とても
仕事をおろそかにするような行動が出来る状態ではありません。
困ったディディエ。それでも彼は諦めません!なんとかメンバーを
説得して、大会出場を目指すのです。夢のオーストラリア旅行を
手にするまで・・・!
中年男性特有の悲哀が随所に描かれていますが、
全体的にあっけらかんと明るく、楽しい映画です!
懐かしいディスコミュージックに乗りながら鑑賞できる一本。
12月13日[土]より、ソラリアシネマにて公開中です。
おすすめ度:
★★★☆☆
これを観て、久々にディスコに行きたくなる大人が続出!?