近くて遠い、遠くて近い。
みなさんが抱いている月のイメージって、どんな感じですか?
ウサギがお餅つきをしてるねぇ〜って童話っぽい印象だったり、
暗い夜に浮かぶ月はとっても綺麗で神秘的…心が洗われるとか、
逆に、どこまで行っても追いかけてくるようで怖い、とか様々
だと思います。
今回ご紹介する映画は、きっと月のイメージがもっと膨らむに
違いないドキュメンタリー。NASA蔵出しの映像が満載です!
●1月15日(木)放送:
1961年5月、時の大統領ジョン・F・ケネディが「1960年代中に
人間を月へ着陸させ、無事地球へ帰還させる」と国会で演説して
以来、アメリカはアポロ計画をグイグイ押し進めていきました。
地球からは一番大きく見えるし、近い位置に存在する月ですが、
そこへ至る道は決して近くなかった、そんな時代。最高の叡智を
結集したNASAにおいてさえ、度々失敗は起こります。そして、
成功した実績も着実に積み重ねていき、ついに1969年7月21日、
アポロ11号のニール・アームストロング船長が、人類で初めて
月面に降り立ちます(1960年代ぎりぎり最後の年!きっとJFKも
草葉の陰で喜んでいたに違いない)。
アポロ計画に参加した元宇宙飛行士達の話をつなぎ合わせて綴る
ドキュメンタリー形式の映画です。当時の思い出話をする彼らの
話しぶりからは各々の個性が浮かび上がり、そしてかっこいい!
スタイリッシュな感じに映像が編集してあるのも素敵な映画。
『ザ・ムーン』は、1月16日(金)より天神東宝他にて公開です。
おすすめ度:
★★★★★
この映画に出てくる元宇宙飛行士の人達は、
みんなお耳が大きいことを発見しました。
気のせいかいな?