ハンカチご用意の上、ご覧下さい。
あの伊坂幸太郎さん原作の大ベストセラーが映画化!
ご本人にとっても一番思い入れの強い作品だそう。
どんな仕上がりなのか、楽しみにしていた人も多い
映画だと思います。
俳優さんの名前が連なっててワクワクしました。
●5月20日(水)放送:
個性的な登場人物が織りなす、“家族の愛”や“正義とは何か”
など、様々なテーマを含む見応えあるドラマです。
朴訥な性格の兄の泉水(加瀬亮)と、天才肌で女の子にももてる
(でも素っ気ない)春(岡田将生)は、全く違う性質を持った、
でも仲の良い兄弟。
彼らの住む街では、壁などへの落書きが次々に発生しています。
春はそれらを消す仕事をしていますが、ある事に気付きます。
それは、同時期に連続的に発生している放火と落書きとの関連。
春は泉水にその事実を伝え、二人で放火犯を見つけ出そうと
します。
二人の肉親は、現在父親(小日向文世)一人。その父もある病に
冒され療養生活に入ります。そんな折、7年前に他界した母親
(鈴木京香)の事なども含め、実はこの家族にある重大な秘密が
隠されている事が明らかになります。。。
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重いテーマが隠されている作品ですが、どこか軽やかな印象も
感じられるのは、岡田将生さんの存在感のおかげのような気が
します。素晴らしく端正なルックスの俳優さんでした。
ユナイテッドシネマ福岡他にて公開中です。
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本当に深刻な事は、陽気に伝えるべきなんだよ。
〜父
とか、
その場限りの気休めが、人を救うこともある。
〜春
とか、登場人物の語録もちょこちょこと。
北九州出身のバンドS.R.Sによる主題歌『Sometimes』も、
耳に残る切ない感じのメロディが映画の世界と合ってて
良かったです。