目印は目印らしく。
使い捨てコンタクトを使っています。
わたしは右目と左目とでは度が違うので、お店の人が、いつも右目用の箱には目印のシールを貼ってくれるんだけど。
パッと見、これではどっちがどっちか分かりにくいですねぇ。
これは、センスの問題かなぁと思います。
箱の色と同化しがちな色で『右』シールを作ったメーカー(この写真の場合で言えばボシュロムのコンタクトに別メーカーのシールが貼られてるけど、往々にしてコンタクトレンズ各メーカー、パッケージの色が白×青だよね)のセンス。
もう一つは、箱にシールを貼るお店の人の『どこに貼るか』を考えるセンス。
まぁ何が言いたいのかと言うと、
“見えにくい状態を想定できていない目印は、目印としての役割を果たしていないのでは?”
ってことです。
コンタクトレンズを着ける直前って大体裸眼ですから、つまり、見えにくいのですよ。
『この“右”って目印を頼りに判断してね』と言うのなら、もっと識別しやすいデザインのシールを作るとか。
さらに、シールを貼る人も、目立たない箱の側面に貼るんじゃなくて、開け口に近い、見やすい所に貼るとか。
[E:eye][E:shine]
デザインに“親切心”を盛り込むのは日本人の特技であり、誇るべき文化のひとつ。
国内盤のCDは、剥がしやすいフィルムでくるまれていたり。[E:cd]
底のシールを剥がせばフィルムが剥けるカップ麺。さらにそのシールは、お湯を注いだ後、蓋を押さえる為に使うようになっていたり。[E:noodle]
こういう親切設計は当たり前のことでは無いけれど、使う側の気持ちを考えてデザインすることって大事だなぁと思います。
自分の仕事に置き換えたら、“ユーザーが使いやすく、見やすいサイトを作る”ってことに繋がります。
わたしももっと勉強しなければ[E:rock][E:shine][E:shine]