恋に落ちるのは、彼女にとって危機的状況だったのです
これまで、数々の映画をご紹介してきたMorning Wave。
最後の作品となったのは、こちらです。
『わたしの可愛い人 - シェリ』
主演のミシェル・ファイファーが美しいのです。
ベル・エポックのパリが舞台。
ココットと呼ばれる高級娼婦が時代を牽引していた頃。
ミシェル・ファイファーが演じるのは、ココットを引退した女性レア。
独身を貫くレアは、資産運用にも長け、裕福な生活を送っています。
ある日彼女は、友人の19歳になる息子シェリとの仲を取り持たれ、
付き合うことになります。
恋の達人でもあるレアは、いつも男性と付き合う時がそうであったように、
シェリとも、数週間付き合った後に別れるつもりでした。ところが彼とは
6年も一緒に暮らしてしまいます。
そして、突然の別れ—シェリが若い娘と結婚する話を告げられたレアは、
シェリへの愛が本物であることを知るのでした。。。
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シェリより早く生まれすぎたレア。
彼女は金銭的にも精神的にも自立した強い女性ですが、
生きていく上で、そう成らざるを得なかったんでしょう。
その理由は、彼女の人生に、こんな苦しい恋が待っていたからかも。
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福岡市内ではソラリアシネマで公開中ですので、ぜひ。
http://tenjinsite.jp/cinema/detail.php?cinema_id=18